明るいほうへ 明るいほうへ
23年間
無為なような、なんでもないような、なにもできていないような
なんていうかそんな時間の積み重ねのように感じるのは
わたしがなにもできていないからかなあ。
スガシカオの夜空ノムコウが身にしみるよね!最近ね!
そんなはずはない。そんなはずはないんだ。
言葉を覚えて、ひとよりも遅いペースで計算を覚え、
友達をつくり、恋をし、笑って泣いて、
身長が伸び、胸が大きくなって、外見をへたくそな化粧でかざり、
くだらないプライドと、それなりの欲をもって
積み重なったはずの。
いまのわたしはなにももっていないように感じる。
むしろもてあましているような気すらしてしまう。
なんでもできるようで、
それでいて
なんにもできないような。
中途半端な臆病さだなあ。
もてあましてる。